【漫画 ムーちゃんと手をつないで四巻】ついにムーちゃんが…!【★★★★★】

ムーちゃんの漫画にABAが出てくるとは…!胸熱です。

  一巻でムーちゃんが自閉症と分かってから、障害を認めるまでの葛藤、受容が手に取るように描かれてきました。

家族とのいざこざ、療育園や幼稚園での困りごと、保護者や先生との関係…

自閉症児の親であれば一度はぶち当たる問題の数々。

 

四巻はムーちゃんの他害行動に悩み、母親の彩は解決策を探る過程で成長していきます。

 

問題行動の中でも他害行動が一番厄介です。

私は絶対に他害行動は許さないです。

他の子供を叩いたり噛みついたりすることはまだないのですが、親を叩いてきたことはあります。

絶対駄目なことなので、厳しく対処してます。

ここは譲りません…!

 

母親の彩はむーちゃんにとって不快な環境を取り除くのでなく、 ABA でいう「罰」を与えてこの行動を辞めさせようとしました。

罰は体罰ではありません。

軽い「罰」です。

(ぜひ漫画を読んで確認してください)

 

結局上手く行かず別の方法に切り替えたのですが、読みながらこの方法でいいのに~!!と叫んでました(笑)

ABA的には方向性は間違っていない。

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療育の目的は自閉症を治すことでなく、自閉症の特徴を和らげて社会的に受け入れられやすくすること。

問題行動を減らし、生きていく上で必要なスキルを少しずつ教えてあげる。

他害行動は絶対許されることではないので、ゼロになるまで減らさなければなりません。

大きくなった時に子供が少しでも生きやすくなるように、トレーニングする必要があります。

脳みそはトレーニングしたら必ず鍛えられる!

 

そして終盤のむーちゃんの初めての瞬間。

親ならわが子の成長過程として心待ちにしている瞬間がついに…!

心が揺さぶられました。

息子が初めて立ってくれた時、名前を呼んでくれた時、ジャンプができるようになった時…

初めてできた時の心が弾けるような嬉しさが思い出されました。

 

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