【漫画 生きづらいと思ったら親子で発達障害でした】今後に希望が持てる【★★★★★】

自閉症児の今後の成長に対して希望が持て、はりつめた肩の力が抜けるよ


生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした (コミックエッセイ)

著者モンズースーさんの長男そうすけ。

赤ちゃんの頃から反り返り、癇癪が激しい、目が合いにくい…といった自閉症症状のオンパレード!

いかにも育てにくい子。

 

1歳8ヶ月時点ではDQ 60位なのに、その後成長し3巻では小学校の普通級に進学しています。

さらに不器用ながらも人付き合いが好きな男子に成長を遂げている…!

 

そうすけ君はグレーゾーンで、自閉症の診断はついていないのですが…

0歳児でここまで症状がで揃っていたのに、小学校普通級に入学できるほど成長を見せたってかなり希望が持てませんか!?

 

まず最初に良かった点は、早めに発達障害に気付けたこと。

2歳前後で発達支援センターや言語療法の専門医に繋がることが出来ていました。

 

そして二つ目がモンズースーさん自らも発達障害であること。

息子そうすけくんの発達障害について調べていくうちに、自分も発達障害であることに気づきます。

 

過去を振り返る過程でそうすけ君の障害も、御自分の障害も受容し肯定しています。

目が合わせられないことや体の使い方が下手なこと、パニックや癇癪症状についても、当事者のモンズースーさんには共感できる。

だからこそそうすけ君の困りごとを理解し、必要な支援につなげていけたのでしょう。

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一人では生きられないから必要なスキルは教えてあげなきゃいけない

でも無理せず妥協しない

生きづらいけど生きられる、絶望じゃない

  という言葉は身に染みます。

 

ちなみにシリーズ化されており、3巻完結です。

2巻では療育手帳取得や通所支援施設への通園、3巻では就学問題について詳しく書かれており、めちゃめちゃわかりやすい!

自閉症児の親がぶち当たる壁はほぼ網羅されています。

要所要所でもう一度読み返さないと…!

 

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