「発達障害の子か気が散らないように1番前の席にしてくれるよう小学校の校長に頼んだが、断られた」
とツイッターで流れてきたので、思わず返信してしまいました。
合理的配慮とは「障害のある子供が他の児童と平等に教育の権利を受けられるように、学校が特別に調整する」ことです。
障害者差別解消法で義務化されています。
公立の小学校ならば配慮しなければなりません。
なので「合理的配慮って義務化されてますよね?」と強く主張できます。
目が悪いので一番前の席にしてください、と同じ位配慮されるべきことです。
事例集はこちら千葉県のホームページが大変分かりやすかったです。
教科書を目で追うのが難しい子にはタブレットを活用したり、避難訓練でパニックになる子には写真付きのスケジュール表を作り見通しを立てる等工夫されています。
…とはいえど中々〆切型に上から断られたら頼みにくいですよね。
入学前から揉めたくないし、モンスターペアレントだと思われたくない。
以前レビュー記事を書いたモンズースーさんの漫画『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした』では、就学相談時にスーツを着たお父さんも同席していました(第3巻入学準備編に収録)。
お母さんよりお父さんが強く主張した方が、先生には効力が強いです。
スーツを着てバシッと決めたお父さんに同席してもらいましょう。
他交渉力を高める小技として、
・通所している児童発達支援事業所の責任者の方に同席してもらう
があります。
私は息子を幼稚園や保育園にまだ入れていません。
おそらく入園は4~5歳になる頃かな。
入園初めは息子に付き添いたいので、その際は園の先生と交渉しなければなりません。
合理的配慮は義務であり、こちらの主張を通す強力な武器です。
その際はしっかり交渉したいと思います…!