私は20代後半で不妊治療をして今の息子を妊娠しました。
妊活を始めてから数ヶ月で不妊である原因が分かり、高度医療をした方が良いとのことで半年程して本格的な治療に入りました。
不妊治療をした場合自閉症の可能性は増えるのか?ということについては妊娠前から気にしてはいましたが、それよりも息子に会いたかった。
息子が自閉症であると分かった時、私が不妊治療で高度医療を選択したからだ、本当にごめんねと息子の寝顔に向かって泣きながら謝りました。
息子の自閉症の原因や要因が不妊治療なのかどうかは分かりません。
でもどうあがいても自閉症であるという事実は変えられないのです。
今子供を産み育てている私たち親からすると、原因を究明することはもちろん大事ですが、改善法についても模索してほしい。
自分に原因と責任があるのなら、贖罪の気持ちとしても息子の自閉症を改善したいのです。
そして児童発達専門医や療育・発達相談のサービスに携わる方には、改善の見込みがない障害ではなく、有効な療育を重ねていけば改善できる術があるということをどうか示してもらいたいです。
自分の息子の例しかあげられないのですが、息子は一歳半になっても発語はありませんでした。
息子が1歳5か月の頃からABA を学び、自分なりに音声模倣や動作模倣をさせていたのですが、その前後で言葉が溢れ出しました。
もちろんABAをしなかったら息子がどう成長していたかということは、比べようがありません。
息子には元々話す能力が備わっていたのだと思います。
話せるようになったのはABAが唯一の理由だと言いたいのではなく、親が自ら子供を改善できる術があることを伝えたいのです。
診断を受けて絶望されてる親御さんに、心中を考えたことのある親御さんに…
息子は ABA 療育でこんなに成長したよ、だから絶望することはないと私は伝えたいです。