【障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本】残すべきはお金じゃない

障害のある子が大人になった時の収入と支出、親からの資産の残し方、成年後見制度等の支援のサービスについても詳しく書かれています。

 

ぶっちゃけ一度読んだだけで全てを把握しきれておりません。

でも1冊手元に置いておけば、安心です。

 

最後に紹介されている四つの事例が分かりやすい。

グループホームや入所施設に入所している方は、障害年金と各種手当が収入源としてあり且つ支出も控除により抑えられて、月1~2万円が手元に残るようになっている。

この場合は終の棲家も用意されているし、親なき後も生活スタイルは変わらず、意外と安心なのではないでしょうか。

そういった任せられるグループホームに入れるかどうかは別ですが…

 

就労継続支援A型で月に7万円、障害基礎年金2級を受給していたら月6万円程受け取れるので、計14万。

この場合だと一人暮らしでもなんとかも暮らしていける。

しかし65歳になっても支援A型で働けるのかな…

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結局私たち親が残すのはお金ではなく、仕組みですね。

安心して住める場所、子供がお金を適切に使えるようにサポートしてくれる成年後見人などの制度、困った時に貸付や手当を請求できる相談ルートの確保が必要です。

 

そしてやはり幼少期の療育では食事やトイレ、衛生面での生活スキルをつけてあげるのと、癇癪、他害等の問題行動を失くすのが必須ですね。

今後大きくなっていく中で人の助けを借りる機会は増えていきます。

生活面で自立できていて、こういった問題行動がなければ支援者の負担も少なく、支援が受けやすいです。

 

就学までにしっかりスキルをつけて、問題行動を消去しないといけないなと改めて思いました。

 

手元においておけば不安が軽減される1冊です。

じっくり読み返したいと思います。 


障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本

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