自閉症児は方言を話さない、と言う記事を見かけ興味深く読んでおりました。
方言は近しい人に共通語は遠い人に、と他者との心理的距離の違いによって言葉を使い分けることが難しいため方言を話さない、というのが主な主張です。
後、他者の意図や注意を共有するのが苦手なため、周囲の人の言葉を自分のものに応用することが難しいからだそう。
そんな息子も最近はちらほら関西弁を話すようになりました。
・ トマトあらへんな
・ トイレ行かへん
・ 降りひん
と言ってもこの三つで、関西弁(京都弁)を話す私の真似です。
定着するとは限らないし消失する可能性も大きいですが。
でもここから、~しない=~せえへん、と語尾変換を習得するのは難易度が高い。
恐らくただ真似しているだけなのかな、といった印象です。
そもそも息子は最近まで「ママ○○して」を「ママ○○したい」と間違って話していました。
語尾変化が苦手なんです。
関西弁を真似しだしたここ数ヶ月、「ママ、おんぶして~!」と語尾を間違えずに要求できることが増えました。
物よりも人への興味が強くなり、先生などの大人にも一緒に遊んで、とねだるようになってきた時期ともかぶっています。
他者への興味、適切な要求表現と関西弁…何か関連してるのかな。
まあちゃんと話せてコミュニケーションが取れたら、方言話せなくても共通語で十分なんですけどね。
そんな高望みはしていないよ。
自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く (角川ソフィア文庫)
緊急事態宣言が解除されて、状況が落ち着いたら東北に旅行に出かけたいな。
旅行の妄想で現実逃避…
というのも今コンプライアンス(大人の言うことを聞いてくれる素直さ)が悪くて、指示を出してもおふざけがひどいです。
「ちーちーちー」とか「グミグミグミ~」とか、同じ単語ばかり繰り返しふざけてきます。
もう心が折れそう(´;ω;`)
言葉の発達よりも正直コンプライアンスの方が100倍大事で、これが崩れると生活全体のクオリティが下がります…
ここ数日この対処で家にこもりきりで、公園にすら連れて行けません。
決死で消去対応中。
早く収まって息子と外出できますように…