息子は運動面、社会面、言語面において定型発達の子に比べて遅れています。
できないことは一つずつ教えてあげよう、というのがABA 療育のスタンスです。
今家で取り組んでいる課題のうち、5個ほど挙げてみました。
1 階段の上り下りで交互に足を出す
声をかけないと、昇時は右から、降りるときは左からしか出しません。
身体のバランスが悪くなるため交互に出させる方が良いと発達専門医から聞き、 マンションの階段から百貨店の階段まで交互に昇降させています。
2 ピース
ピース自体はできるようになったが、まだ逆さピース…
これも発達専門医から聞いたのですが、親指で薬指と小指を押さえられないとピースの形ができないので、親指で押さえる感覚を意識させたら良いそうです
3 模倣系
腕組み、2動作模倣、簡単な手遊び歌
お絵描き 線と丸
ブロック
4 お月様バランスゲーム
サイコロを転がして出た目の色の積み木をお月様に乗せていき、崩れた方が負けというゲーム。
一時期物を揺らす自己刺激をしており、代わりにこれで遊ばせたらおさまるかと思い導入。
月に積み木を乗せるとゆらゆらするのを気に入り、自己刺激も減りました。
サイコロをちゃんと転がせるか、私と交代でサイコロを振って積み木を載せるのでその順番を待ってられるか、負けても怒らないか…
とチェックすべきことが沢山あるゲームです。
勝ち負けの概念はまだ入っていません。
5 止まって
走ってどこかへ行ってしまったり、急に車道に出たら危ないので、かけ声とともに止まれるよう練習しています
1日にする課題の数を数えたら全部で40個ありました。
1個5分で計算すると全部で3時間以上かかる。
どうりで時間ないはずだ…
40課題、机で座らせてやっているわけでは決してありません。
床で遊ぶ課題や外遊びの方が多いです。
スモールステップで教える、なるべく不正解にならないよう手助けをすることを心掛けています。
息子もできるようになれば嬉しいのか、課題中はとても楽しそうです。
一方親の私、毎日40課題もしていれば週の後半は息切れしています…
息子も私も無理のないよう一つずつ積み重ねて、息子ができることを増やしていきたいです。