息子を公園に連れて行くと、そばにある保育園帰りの子供と親御さん達が沢山遊びにきていました。
同じマンションに住む同い年の男の子がちょうど公園におり、その子のお母さんのことを覚えているのか「こんにちは~!」と何度も挨拶する息子。
息子がいつも話しかけるのは子供ではなく、その親御さんなんだよね…
しかも「〇〇君階段のぼるの!あそこにくるくるあるね~」と脈絡なく話しだし、また「こんにちは~!」とそのお母さんに言っていました…
話も繋がってないし、同じことを何度も話すのでこちらはヒヤヒヤ…
そんな中、同い年の男の子は保育園の同じクラス(であろう)の男の子と二人で遊んでいました。
滑り台を一緒に滑ったり、砂場で山を作っていました。
二人は言葉を交わすわけではないけど、近くで同じことをして遊んでおり、どちらかが違う遊具に行くともう一人は付いて行ってまた傍で遊んで…
お母さん同士も穏やかに話しながら、子供さんを少し離れたところから見守っていました。
その様子をじっと見ていて、私強烈に劣等感を感じました…
羨ましかったです。
私は息子が問題行動を起こさないかどうか逐一見て、他人に話しかけたら変なことを話さないかびくびくしてる
もし同い年位の子供さんが息子の傍で一緒に遊んでくれても、あんな風に穏やかに見守ってあげられない
他の子のお母さんに対しても息子がお子さんに迷惑をかけていないか気になって、私は対等に話せないだろうな
息子が自閉症であると分かってから、ずっと引け目を感じています。
息子だって好き好んで自閉症になったわけでは決してない。
そしてコミュニケーション能力が低いのは息子の問題であり、その問題に対して私ができるのはただ療育をして彼のスキルを伸ばしてあげることだけ。
…そう頭では分かっているのに、息子の問題と自分の問題がずっとごっちゃになっています。
自分勝手に息子をダシに使って劣等感を感じてる。
健康で出来の良い(つまり望み通りの)子供を産みたかった、という思いがまだ残っていて、その理想を叶えた架空のお母さんを他の人に投影して、勝手に劣等感を感じているようです。
子供の事で悩んでいない人なんて一人もいないのにね。
誰しも解決すべき問題を一人ひとり持っているはずなのに。
…と書きながら「劣等感」とGoogle検索してでてきたこちらのページ。
「マンガで分かる心療内科」等心療内科や心理学の本の著者であり、ゆうメンタルクリニックの院長であるゆうきゆう先生がアドラー心理学のエッセンスを漫画で解説しています。
半分ギャグ漫画でこのネタはポリコレ的に大丈夫なんかと突っ込みたくなりますが…
これを読んでいたら笑えて元気が出ました。
単行本で読みたい方はこちら。
ただこのページから全話読めそうです。ページ中盤に1~9話のリンクがあります。
アドラー心理学=マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 第1回「トラウマなんて存在しない!」 | 【池袋心療内科・精神科】ゆうメンタルクリニック池袋院(駅0分)
行動しかない!確かにそうだ!
自分の問題と息子の問題はしっかり分離して、今日も淡々と家庭療育にいそしみます。