昨日リタリコのオンラインセミナー、幼児期からの就学準備を受けました。
参加者は3歳~5歳の発達障害及びその疑いがあるお子さんをもつ親御さん19人。
5歳のお子さんをお持ちの親御さんが多かったです。
お子さんが3歳の親御さんもちらほら。
セミナーは発達障害のお子さんの就学準備から高校選択までの進路、就職までの流れを全体的に把握するというのが趣旨です。
主に特別支援級、通級あるいは通常学級進学予定のお子さんをメインターゲットにしているようで、実際支援級希望の親御さんが一番多かったです。
個別の相談はこのオンラインセミナーでは受けられません。
しかし無料オンラインセミナーを受けると、後日個別面談が無料で受けられます。
リタリコさんはリタリコジュニアやリタリコワンダーへの集客が目的でこのセミナーを行っているようです。
リタリコジュニアは児童発達支援教室、【LITALICOワンダー】 は年長・小学生のお子さんを対象にしたプログラミング・ロボット教室です。
保護者の心配は進路選択と将来準備するお金の二つに集約されるので、この二点について親ができることを中心に話されていました。
進路選択は、とにかく長期的視点を持って進学先の情報収集をするべしと強く念押しされました。
3手先まで考えろと。
小学校・中学校、高等学校、その先まで早めに情報収集することに越したことはない。
…せいぜい幼稚園ぐらいまでしか考えてなかったです
二つ目は実際の相談例として挙げられていたのですが、高校卒業後、就職する気もない子供のことを相談され、講師の方は「とりあえず大学に行ってモラトリアム生活を4年続けてから考えたら?」と答えたそう。
すると、親御さんは大学へ通わせる資金がないと言われたそう。
お金がなければそこで次の手を打てなくなる。
将来の見通しを立てて教育資金を必ず準備しとけ、と強調されていましたね。
耳が痛い話です。
まだ定住先も決まっていない内から、高校や卒業後の進路まで考えなきゃいけないなんて…
ふー。
漠然とした大まかな情報しか追っておらず、近隣地域の学校や進路を詳しくは調べていませんでした。
目を背けていたので反省です。
質問コーナーでは、通常級か特別支援学級かどちらにすべきか、何をもって判断すれば良いのか?という質問が親御さんから出ました。
低学年のうちは集団生活ができるか、高学年は学力が肝、とおっしゃっていましたね。
納得です。
集団生活に入れるようスキルをつけていくのがABAなので、就学までは引き続きお家ABA療育を続けよう、間違ってないと確認できた時間でした。
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