3歳1ヶ月の時に受けた発達検査について、正式な結果をもらいました。
発達検査当日の息子の様子はこちら。
正式なDQの数値は当日暫定で出してもらった結果と変わりませんでした。
結局息子の課題はコミュニケーション力の弱さに集約されます。
例えば線と丸の模倣。
初めの課題は心理士の先生が書いた縦線や横線を隣に模倣するというもので、こちらはクリアしました。
次は○が書いてある見本のカードを見て、手元の紙に書く課題。
○自体は書けるのに、この課題はできず不通過でした。
見本を見て別の紙に書く、という指示が分からなかったようです。
先生も何度か「こっちの紙に書いてね」と息子に教えてくれたのですが、それでも息子は何度も見本のカードに書こうとして手元の紙には書きませんでした。
コミュニケーション力とは応用力のこと
決まったシチュエーションで一定の指示を出すと分かるのですが、違うシチュエーションで言い方を変えられれば、息子は応用できません。
結果、前の指示に引きずられて指示通りに動けない。
定型発達児ならできる、雰囲気やニュアンスから他人が自分に何を求めているかが分かる能力が低い。
息子は小さい頃から人よりも物への興味の方が大きかったので、他人の要求や意思を読み取る力まだ育ちきっていないのではないか、と指摘されました。
最後に、コミュニケーション力を伸ばす支援方法を2つ教えてもらいました。
1 事前に見通しを立ててあげる
いつものパターンから外れると分かりにくくなるので、事前に写真や絵を見せて伝えておくのが良いそう。
後「30分したら行こうね」とか「10分待ってね」と時間を伝えたい時、タイマーを見せてあげれば分かりやすいとアドバイス頂きました。
経過した時間と残り時間が分かりやすいものが良いとのこと。
Androidアプリだとキッズタイマーがおすすめです。
残り時間が色で表示され、減っていく様子が一目で分かります。
実際のタイマーだとこちらが使いやすそうです。
2 コミュニケーションブックを作る
好きな物や楽しかった思い出の写真を5枚印刷して100均のアルバムに入れておきます。
うちならアンパンマンミュージアムの写真でしょうか。
そのアルバムを見ながら、
「アンパンマンミュージアム楽しかったね」「そうだね~」「ここでアンパンマンのパン食べたね」「おいしかったね」「SL乗ったね」「また行きたいね」
と写真を手立てにコミュニケーションをとっていく。
写真があると会話が続けやすいそうです。
そしてこのコミニュケーションブックがあれば、一緒にアンパンマンミュージアムに行った私とだけでなく、行っていない家族とも会話の練習ができます。
なるほど~。
自閉症のお子さんには視覚支援は重要ですね。
コミュニケーションブックは初めて知ったので、早速作ってみます♪