【自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本】SSTより生活スキルを育てることが大事!家でできる!【★★★☆☆】

子供が幼稚園で友達と一緒に遊べない、一人遊びばかり…

子供同士の会話には入っていけない、他のお子さんに他害をしてしまう…

子供の社会性に悩んでいると、早くソーシャルスキルレーニングをしないと!何をしたらいいんだろう?と焦ってしまいがちですよね。

他の同年代のお子さんの輪に入れてみて、うまく会話ができるよう傍にいながらサポートしてみたり…でもうまくいかない。

息子は社会性が低いので、同年代の子を見るとその社会性の高さに驚き、つい焦ってしまいます。 

www.abaryouikublog.com

そこで読んだ「自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編」。

対人関係のスキルを直接教えるのは重要ではない。

幼児期の間にすべきことは、生活リズムを整えたり、食事や着替えを手伝いながらも一人でできるようにする、人に希望を伝える…といった基本的なスキルを育てること。

というのも所謂SSTソーシャルスキルレーニング)として特定の場面を用意し、 適切な行動や会話を学んでも実際の場面でそれを応用するのが難しいからだそう。

確かに家で息子と遊んでいる際に、わざとおもちゃの取り合いをして「ちょうだい」や「貸して」と練習をさせていたのですが、児童館で同年代の子に貸して、と言うのは難しい。

3・4歳の幼児にはまだ早い。 

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本では幼児期から身につけたい5つの基本スキルとして、以下が紹介されていました。

① 希望を伝える

② 生活リズムを整える

③ 人に手伝ってもらう

④ 一緒に楽しむ

⑤ 一緒に喜ぶ

例えば①の、人に希望を伝えるスキル。

これは親が選択肢を提示してあげればよいそうです。

お菓子を二つ見せて、どっちが欲しい?と希望を聞く。

なるほど、ちょっとしたことだったら日常生活でも試しやすい!

こういった子供のスキルを育てるために、親が日常で自然にできることが沢山紹介されています。 

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今住んでいるアパートには同年代の子供さんが数人住んでおり、アパートの下で集まって一緒に遊ぶ子も多いです。

シャボン玉をしたり、追いかけっこをしたり、一緒に自転車をしたり…

でも息子はなかなかそこには入れてもらえません。

リーダーっぽい(?)一番年長の6歳位のお兄ちゃん、子供を見かけたら話しかけてよく遊びに誘っているのですが、うちの息子は全然誘ってもらえません。

そりゃそうですよね、息子の反応悪いもの…

仕方ないです!

他のお子さん達が楽しそうに一緒に遊んでいる姿を見て、いつも胸が痛むのと同時に、早くソーシャルスキルレーニングをしないと~!と焦ってました。

でも焦りは禁物。

まずは今やっている生活スキル(お風呂、トイレ、着替え)を積み重ねていくこと。

毎日のお家療育が大事ですね。

引き続きやっていきます~


自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編 (健康ライブラリー)

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