発売から半月経ってしまいましたが、祝5巻発売!!
自閉症育児漫画の中で今リアルタイムで更新されているのは、ムーちゃんだけではないでしょうか。
Twitterで呟いたところ、なんと作者のみなと鈴先生からリプライが…!
今日発売!早速Kindle で読みました~!分かる分かると共感の連続(´;ω;`)
— あずきな子 (@UDAZUKINAKO) 2021年11月16日
特に二人目のことを考えた時、ネット上の障碍者の方に対する排他意識丸出しの言葉(Twitterにもあるある)に呆然となるシーン…
胸に刺さりました。あのやりきれなさ、障害のある子供を持つ親は一度は思ったことがあるハズ https://t.co/9YBpmAlLrx
先生執筆活動でお忙しいだろうに、丁寧にリプライまで送ってくださるなんて…感無量です。
5巻のテーマは大きく二つ。
第二子妊娠か!?とムーちゃんのトイトレです。
第二子の妊娠を継続するべきなのか、といった大きなテーマで彩達夫婦の心は揺れます。
一人目のお子さんが自閉症であった親御さんなら、一度は必ず考えるであろうこと。
二人目どうしよう問題。
そもそも自閉症は遺伝するのか、もし健常児でも上の子の障害で迷惑がかかるのではないか、自分が死んだ後子供達はどうするのか…
その時に彩が思い出した、ネットで記された障害者の方への心ない言葉。
一人目の子供に障害がある…たったそれだけのことで、授かった子供を産みたいと思う気持ちが批判の的になる。
心を痛める彩の姿に、胸がいっぱいになった親御さんも多かったのではないでしょうか。
自分が一番この子の将来を心配している。
日常で振り回され、大変な思いをして休息もない中、世間の他の人からもあれこれ言われなきゃならないのか…と愕然とする。
世界で一番大切な自分の子供が、世の中から歓迎されていない…むしろ疎まれているのかも、と考えるだけでも親は辛い。
そして世間の声だけではなく、自分の中にも「周りに迷惑ばかりかけてしまう、どうしてこんなことになっちゃったんだろう…」と自分を責める気持ちがあるのかもしれません。
こんな風に考えていると、とても一人では耐えられない。
人が抱え込むストレスの量をはるかに超えてしまっていると思います。
でも彩には、ムーちゃんには、お父さんがいるんですよね。
このお父さん、1巻最初では障害を受け入れられず気持ちも共有出来なかったのですが、だんだんと受け入れ、彩の気持ちを理解してくれるように。
家族に希望と励ましを与える存在になっていきます。
通りいっぺん「なんでも理解してくれる旦那さん」として描かれてないのも、リアリティがあっていいです。
そしてズボンを脱いでパンイチになっているシーンが多いのはなぜだろう(笑)
というわけで、私は世の一般のお父様方にこの漫画を強くおすすめしたいです…!
一人ではとても耐えられない障害児育児の世界。
ものすごく毎日大変な思いをして、歯を食いしばって毎日を過ごされてる方が沢山いらっしゃると思います。
母は強いと言われることも多いですが、それは強くならざるを得なかったから。
一人で抱え込むにはあまりに重い。
うちは来年の就園を考えるだけでも気が重い位です。
就学や就職を考える時、自分が死んだ後のこと、子供への思い…
そばで共感して支えてくれる人、家族が無理なら友人や療育関係の人でもいいので、そばで支えて成長を一緒に喜んでくれる人が全てのお母さんにいますように。
私も夫にムーちゃんの漫画、読ませたいと思います^^
書影出てた❣️
— みなと鈴🌿は只今〆切前 (@karin_jeen) October 12, 2021
紙版は赤い帯が付きます(初版のみ)
【再掲】
5巻は11月16日発売❣️
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