1年前息子が1歳8ヶ月の時、市の児童福祉センターで発達検査を行いました。
発達指数の結果は
認知・適応 104
言語社会 108
全領域 99
でした。
発達年齢と実年齢が同じだと100になります。
ざっくりいうと100以下の分野は発達が遅れており、100以上だと進んでいます。
この結果を見たときまず思ったのは、
「息子が弱いところはこの数字には現れていないな」
ということです。
…確かに姿勢運動は低い。
この時点で階段を一人で登れず、私と手をつないで登っていたので
発達年齢が1歳1ヶ月と計算されていました。
気になったのは検査中の態度です。
検査の先生の指示に一度では従わない。
目もあいにくい。
興味の対象が散らばりやすく、集中力に欠けていました。
検査当時は保育園に通っていたのですが、息子と近い月齢の子でも保育園の先生の指示に従っている子がほとんど。
比べて息子はコンプライアンスが悪い。
しかし先生の指示にしっかり従う素直さがあるかどうかは、検査結果には反映されません。
そして息子に一番欠けているのは対人能力です。
遠城寺乳幼児検査の検査表をチェックすると、社会性の対人関係の能力が実年齢に全然追いついてない…!
2歳10ヶ月の今ですら、友達と手を繋けるのか怪しいです。
ままごとで役を演じることが出来るなんてもってのほか(泣)
社会性を鍛えるのが一番難しい。
数字、色などのお勉強系の知識は、一つ一つ忍耐強く教えれば覚えてくれます。
自閉症のお子さんはこういったアカデミックな分野は得意そう。
でも友達との距離感や会話のキャッチボール、遊びの誘い方…
これを教えるのは難しい。
暗黙の了解や空気を読む能力が必要な分野なので、友達付き合いに必要なスキルって無限にありますね…
これを教えるのは就学前の最終段階になりそう。
先は長いけど、今できることをぼちぼちやっていきます。
名前を教えるのはくもんのカードが便利です。
最初は食べ物や野菜・果物カードがカラフルで分かりやすいかな?
家では夫が魚カードを使って魚の名前を教えています。
大人の私でも意外と分からない(笑)