昨日の漫画のランキングに引き続き、今日は自閉症・療育本のランキングを。
ではベスト3いってみよう~!
第1位 自閉症スペクトラム障害-療育と対応を考える
自閉症とは何か?予後はどうなるのか?困りごとにはどう対処すべきなのか?療育にはどんな種類があるのか?
新書は専門的すぎて素人にはなんのこっちゃ分からない…という本も多いのですが、この本は分かりやすい。
平岩先生は現実的かつ(悲観的でも楽観的でもない)ニュートラルな姿勢で書かれているので、 自分が子供にどう接していくべきなのかを落ち着いて考えることができます。
発達障害は個性だとか安易に楽観的なことを言うプロもいる中で、信頼できる一冊です。
社会で生きていく中で困りごとがあるんだったら、それ個性じゃなくて障害ですから~!!
この本は療育に携わっている方には絶対読んでおいてほしいです。
頼むよ。
ABAのAも知らない療育関係の人いるもんね…
詳しいレビュー記事はこちら。
第2位 発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)
家庭療育ってどうやるの?という疑問に答えてくれる一冊。
ふれあい遊びや日常生活の中での声掛けなど、ハードルが低い事例が沢山載っています。
難しいこと考えずに読めばすぐできる。
ちょっと時間余ったな…隙間時間に何しよう?と考えた時、いつもこの本からふれあい遊びを探しています。
子供ができないことをスモールステップに分けて教えて、できるようにして褒めるというのは何も悪いことではないですしね。
普通の育児の範疇内でも十分使えます。
第3位 「ママ」と呼んでくれてありがとう
家庭療育でDQ 54から健常域まで自閉症のお子さんを回復させたお母さんの話。
ものすごい希望が持てる!
もちろんどの子も太郎君と同じように劇的に変貌するわけではありません。
子供によって成長速度は様々です。
そして著者の杉本美香さんの努力は凄まじいものがあります。
自分で課題を考えて、毎日5時間以上家庭でABA 療育をしていたそうですから…
この本を読んで当時1歳過ぎの息子にABA療育をすることを決意しました。
自分の子供が将来どのようになるかは誰にもわからない。
知的にハンディが残るかもしれないし、自閉症の特性は完全には無くならないかもしれない。
それでも、私は息子の将来について勝手に自分の判断で絶望したくありません。
それって息子にとても失礼なことだと思うから。
もう本当だめ、ちゃんとした大人になれないかも…と落ち込むこともあるのですが(ちゃんとした大人ってなんやねん)、
そういう時は大体感情に振り回されて、客観的に息子の行動を見れていないときです。
そういう時はこの3冊を読んで一息ついてから、息子の行動を分析してできることを一つずつ対処するようにしています。