Twitterで1歳前後で車輪をずっとくるくる回していてそれがとても可愛いと思っていたけれど、まさかあれが自閉症の特性の一つだったなんて…というツイートを目にしました。
そういえばそうやったなと思い、今振り返ってみて息子が0歳時の時に感じていた違和感を思い出しました。
なおここに書いてあることに当てはまっているからといって、自閉症であるとは限りません。
あくまで私の息子の例です。
そしてここに書いてあることが当てはまらないからといって、自閉症でないとも限りません。
お子さんの発達で不安なことがあれば、児童発達専門医を受診してくださいね。
1 ハンドリガードがなかった
自分の手をじーっと眺めるというハンドリガード。
生後3ヶ月前後にすることが多いようです。
ハンドリガードは発達のサイン?赤ちゃんが手を見つめる意味、しない場合の工夫、ミトンの着衣について【LITALICO発達ナビ】
保健師さんの訪問時にハンドリガードがあるか聞かれたのですが、その時は見たことがありませんでした。
ただ保健師さん曰く、ハンドリガードをする子もしない子もいて発達には必須ではないとのこと。
当時はそれ以上特に気にすることはありませんでした。
2 いないいないばあに無反応
生後半年に私がいないいないばぁ~とやって見せても、息子は特に笑ったり怖がったりすることはありませんでした。
この様子を見た実母が、 いないいないばあで笑わない赤ちゃんって珍しいわね、と言ったことはよく覚えています。
後にスマホで「いないいないばあ 反応しない 発達」と調べると、検索候補に自閉症と出てきてドキッとしました。
ですがさすがにこの時点では疑いもせず…
身体の発達は順調だから障害なんてないだろう、とそのままスマホを閉じました。
3 車輪をくるくる回す
両親が息子に買ってくれた、子供用手押し車のアンパンマンカー。
実家に息子を連れて遊びに行くと、目ざとく見つけた息子はアンパンマンカーに一直線に向かいます。
ハンドルを触ったり、クラクションを鳴らしたり、座席の蓋を開け閉めしたり…
そしておもむろに床に這いつくばってタイヤを眺め始めました
さらにはアンパンマンカーをひっくり返してタイヤを回したり。
この時一瞬固まったのですが、直感的に「これはやばい」と思い、ちゃんと遊ぼうねと声をかけ息子を正しくアンパンマンカーの座席に座らせたのを覚えています。
息子が妊娠中から自閉症や発達障害の子がこだわりがあり、くるくる回る物が好き、等は知っていました。
しかしそれをいざ目の前で自分の子供がしていても、すぐに自閉症かもしれないと疑うところまではいかなかったですね。
ただ薄い疑いは自分の中に残っていたのかもしれません。
それが積もり積もってグレーに代わり、当時通っていた保育園の先生に言われた言葉に、その疑いは真っ黒になりました。
その時の話はこちら。
何度もしつこいですが、
ここに書いてある例に当てはまっているから自閉症とは限りません。
定型発達のお子さんでも当てはまる子はおられると思います。
自閉症の診断基準はDSM ─ Ⅳ の基準を用いることが多いようです。
三つ組の障害として、(1)社会相互作用的な障害(目を合わせる、急な変更に対応するのが苦手)、(2)コミュニケーションにおける障害、(3)限定された興味や活動が挙げられます。
自閉症とは何?将来どうなるの?親である私たちができることはないの?
答えはこの本に書いてあります。
平岩先生は淡々と事実を伝えて、なおかつエビデンスを元に早期療育が子供の状態をを改善させると主張してらっしゃいます。
子供が自閉症と診断されてどうしたら良いか分からない、苦しみながら途方にくれている方はとりあえずこの本を読めば大丈夫。
というか乳幼児検診担当の保健師さんや療育関係者の方には絶対に読んでもらいたいです…!