息子はまだ幼稚園や保育園に行っていないので、同世代の子供相手に息子がどう話しかけたり反応したりするのかを観察するために屋内の遊び場によく連れて行きます。
アスレチックや室内砂場がある児童館的な施設。
田舎なのでそれほど密にならず、話し相手に困らない程度には子供がいるので、息子の他の子に対する反応を観察しやすいです。
先日は一回り小さい女の子がアスレチックで遊んでいたので、息子は近寄り
「お姉ちゃんぴょんぴょん飛んでるね」
「(シャツに)アイスついてる」
「お姉ちゃん何歳」
最後の問いかけは語尾が上がらず平坦なイントネーションだったので通じなかった…
向こうのお母さんが間に入ってくれたため、なんとか一緒にアスレチックを登ったり飛び跳ねたりしてシンクロしている様子。
ここまで息子のコミュニケーション、ぱっと見た感じでは悪くない。
しかーしその女の子のお母さんが「嘘~!」とお父さんに話しかけたのを聞いた息子は、それを真似て「うそ~!」とテンション高く繰り返し独り言を言っていました…
女の子も隣のお母さんも苦笑。
すみません…
この空気の読めなさ、相手との間合いを計る力の弱さが社会性の弱さというやつなのですね。
対して一緒に遊んでくれた女の子は2歳だったのですが、お母さんに「ここ怖いよ、お母さんどこにいるの?」「怖いけど○○ちゃんは大丈夫」と一生懸命話しかけていました。
息子の会話力とは雲泥の差。
語彙力が少なくても、どういう間合いでその場にふさわしい会話をしっかり展開していくかを自然に熟知していて、定型発達の子の社会性には毎度感心させられます。
加えて息子は、挨拶すべき時に挨拶が出来なかったり、ちゃんと挨拶ができても5分おきにこんにちは、と話しかけたりします。
この辺りは話しかけてコミュニケーションをとりたいけど、どう話していいのかわからない…のかな。
確かに最初の声のかけ方は難しい。
「一緒に遊ぼう」とか「何してるの~?」とかかな。
最近の息子は他の子供と積極的にコミュニケーションを取りたがってる様子が見えてきました。
そのこと自体はとても喜ばしいことです。
一方他の子に話しかけている姿を見ると、定型発達の子とは一味違う…
何となしの違和感を発言から感じることも増えました。
この話をABA の先生に話したところ、結局のところピアトレーニング、同世代の子供達を家に呼んで親が介入しながら会話をしたり一緒に遊ばせる課題をすることになる、と言われました。
なんとハードルの高い課題(´;ω;`)
ただでさえ子供が定型発達の子とは違うことに引け目を感じて、仲良くしてくれるママ友さんなんているのかな…と腰が引けているのに、子供さんを呼んで家でトレーニングをするなんて…!
歳の近い兄弟や親戚がいればいいんですけどね。
同じ幼稚園の子供をもつママ友さんに頼むのが一番きついので、せめて学生時代からの友人に事情を話して子供同士を一緒に遊ばせるとかかな…。
自分の周りに協力してくれそうな方を見つけられなければ、近所で同じような発達に課題のあるお子さんをもつお母さんに呼びかけ、集まってピアトレーニングをするのも手かな、と考えています。
まあもう少し先の課題なので、今は家で私や夫、母など身近な家族でしっかり会話ができるように教えていきたいです。