ここで言うクソバイスって保育園や児童発達支援事業所、小児科等で頂くしょうもないアドバイスのことです。
子供の障害を話した時に友人や知り合いからかけてもらう言葉のことでは決してありません。
自閉症に詳しくない方が「気にしすぎだよ、違ったら良いね」と声をかけるのは、ごく普通のことです。
でも…児童発達支援に関わる専門家の方に、こういったアドバイスをもらうとかなりイラッとします。
療育関係者の方には、絶対平岩先生の本を読んでいただきたいです。
では今まで頂いたクソバイスベスト4いってみよう~
1 「お母さんの気にしすぎです」
息子が自閉症なんじゃないかと疑いを持ち、眠れない夜が続いた1歳3ヶ月の時。
当時息子を預けていた保育園の担任の先生からかけられた言葉。
「お母さん、気にしすぎですよ」
気にしすぎて悪いことなんてひとつもないですから~!
心配して療育を始めた結果自閉症じゃなかったと分かったのなら、良かったねで済む話じゃないですか。
療育ってその子に合った方法で、手洗いや着替えなど一つずつスキルを付けてあげて問題行動を消去していくことなので、別に発達に問題がない子供でもプラスにしかならないんですよね。
お母さんが「この子には何かあるんじゃないか…」と思ったその違和感を否定しないで欲しいです。
2 「集団に入ったらすぐ話すようになるよ」
出た、集団の力を過信する風潮。
自閉症って社会性が低いために集団生活で問題が生じている故の障害なんですけど…
他の子供の影響を過信しすぎ。
そもそも自閉症のお子さんは動作模倣が苦手な子が多いので、スキルもついてない内から集団に入れても模倣しないと思います。
3 「沢山抱っこしてあげて、愛情を注いであげて」
分かっとるわい
愛情不足だから自閉症になるとか思ってるのでしょうか…旧石器時代の人間なの?
プロなのに…
愛情を注いでいるからこそ心配して夜眠れなくなったり、心乱されて辛い思いをしてるのに。
全然分かってねえ
クソバイスを頂いた時表面では笑顔で接していますが、心の中では「またか…」とやるせない気持ちでいっぱいです。
とりあえず療育の関係者の方には全員この本を読んでいただきたい。
さて日曜日に開催したクラハでの雑談会。
児発・保育園・病院との連携、友達に子供の障害をカミングアウトしているか、児発の選び方、モンテッソリー園について雑談しました。
モンテッソリーについて全く知らなかったので、「お仕事」とは何なのか教えてもらう私。
なるほど中々ABAの課題に近いものがありますね。
お風呂上がりで頭にタオルを巻いたまま喋った2時間。
Zoomでは絶対に出来ません。
用事が出来ればサクッと抜けることも出来ますし、耳参加もOK。
これはクラハの良いところですね。
次回は就学準備について雑談できたら良いな、と思っております。
地域の学校を見学したり、支援級や支援学校について情報を集めたり…
就学準備は小さいうちからやっておくに越したことがない、決して早すぎることはない!と以前リタリコのセミナーでも強調されていました。
子供が小さいうちから実際に準備されている方のお話や、小学生のお子さんをお持ちの方のお話を聞けたらいいな~とワクワクしております。
また日程が決まりましたらブログでもお知らせいたします♪