昨日アンガーマネジメントを紹介したのですが、さらに昨晩オンラインでアンガーマネジメント講座を受けました。
www.abaryouikublog.com
自閉症の息子を育てているとイライラすることが沢山あり、そのネガティブな感情を無くしたいと思っていたのですが…
盛大に二つ勘違いをしていました。
1 アンガーマネジメントの目的は怒りをなくすことではない
2 学んだだけではできない。トレーニングして初めて身につく
1 アンガーマネジメントの目的は怒りをなくすことではない
怒るメリットは何ですか?と聞かれ、その場ではデメリットしか答えられませんでした。
その場ですっきりすることかな、と思ったのですが怒っても尾を引くばかりで別にすっきりしないですしね。
怒りのメリットは、危険を回避できること、そしてパワーに変換できることだそうです。
バカにされたままで終わらないぞ!とかなんで私ばっかりこんな目にあわなきゃいけないの?絶対自分の力で抜け出してやる!といった闘争力に変えられます。
だから怒りやイライラはゼロにしなくても良い。
アンガーマネジメントの目的は、
怒った後悔と怒らなかった後悔をしないこと
あの時怒らなければ良かった…あの時ちゃんと言えば良かった…を無くすこと
これは初耳でした。
ABA療育的には怒ることはNGなので、私は怒った後悔ばかりしています。
怒るということはその行動を強化することになり、例えば食事机に足をのせることに対して怒っても、時間がたてばまた同じことをします。
2 トレーニングが必要
怒っちゃいけないって分かってる、でも怒ってしまうんだYO
いくらアンガーマネジメントを学んでも、すぐできるようになりません。
毎日怒りの記録をつけ分析し21日間トレーニングを積めば、息をすうように怒りをマネジメントできる(!)とこの本には記載されています。
脳の回路を修正するので、やはり中長期的な練習が必要ですね。
一方6秒ルールや、怒りをスケールで表すことであればすぐに実行できます。
反応してキレないよう6秒待つテクニックについては、以下の記事で紹介しています。
まずはこれを徹底したい。
息子と関わる時間、イライラしたり我慢するのを辞めたい。
自分と息子の時間を台無しにしたくないです。
子供の行動に対する怒りやイライラはマネジメントするのは本当に難しいですね。
大人相手には「私はこれが許せないからこうしてほしい」と伝えることで、相手の行動を変えられるかもしれませんが、子供にはそうはいきません。
なおさら自閉症児に対しては難易度は爆上がりです。
ABA療育で子供の問題行動を減らしながら、自分のイライラをどうマネジメントしていくのか…
トレーニングを積んで自分のものにしたいと思います。