児童発達専門医で発達検査のフィードバックを受けた際に、専門医の先生から「家事のお手伝いをさせてあげてね」とアドバイスをもらいました。
お掃除・買い物・料理が手伝いの3大メジャー。
なんと!定型発達児だと3歳中に、一人でお米が炊けたり、スクランブルエッグを作れるようになるそうです!
ま・じ・か
お手伝いをさせるメリットは二つ。
一つ目は家事のスキルがつくこと
二つ目は育てやすい子になること
家事スキルの向上
お掃除…掃除機やクイックルワイパーでの拭き掃除
買い物…スーパーで野菜をカゴに入れてもらう、セルフレジでバーコードを読み取ってマイバックに入れ替える
料理…ご飯を自分で炊く、卵料理を作る
小学生になると掃除当番や給食当番があります。
入学後に無理やり言い聞かせてやらせるのと年少さんから家で自然に取り組むのとでは差がつくとのこと。
おすすめは卵料理。
ホットケーキを作る記述が幼児向けの絵本では良くありますし、卵を割るのは幼児には魅力的ですよね。
最初は簡単なゆで卵の殻むきから。
剥いたゆで卵を包丁でぐちゃぐちゃに切って、そこにマヨネーズを入れたら1品出来上がり~
ゆでたジャガイモを入れればポテトサラダですねw
育てやすい子になる!?
子供に手伝わせると逆に手間がかかって面倒くさいから全部親がやる、それは良くない。
最初は教えたり見守ったりで手間がかかるけれども、子供にさせてあげる方が親の言うことをよく聞いてくれるようになる、と言っていました。
一概には言えないし全て納得しているわけではないですが、一理はあると思います。
卵の殻剥きにせよ最初は一人でできないので、親のフルプロンプトが必要です。
後ろから手を添えて、やり方を教えてあげる形になります。
ABA的に解釈すると、指示を出してフルプロンプトしてでも手伝いができれば、褒めたりおもちゃで強化することで、次回からも手伝ってくれます。
育てやすいというよりは、指示に従ってくれる頻度が増えるということでしょう。
包丁で切ったりフライパンで焼く料理の工程自体は、好きな子が多そうですし、料理の準備を毎回手伝ってくれそうです。
後は家庭内で役割を与えられると、自分の仕事をできた!と達成感が積み重なることで、子供に自己肯定感が上がるのかなと思いました。
食事の配膳や買い物の手伝いはさせていたのですが、ご飯の炊き方を教えたり料理はさせてきませんでした!
まずはゆで卵の殻剥きから手伝わせてみよう。
お掃除はこのアンパンマンのクイックルワイパーが音も出てお気に入り。