都会と田舎の療育格差は大きい

引っ越して10日過ぎました。

この地域、民間の発達支援事業所が1件しかない…!

ホームページを見ると2021年4月にオープン。

体操教室を運営している会社が作った、ライトな運動療育のような感じです。

もとより地域の児童発達支援事業所には期待しておらず、家庭で親がABA療育をするのが中心なので問題はないのですが…

この地域で生まれ育って発達に不安があるお子さんは、民間療育の選択肢は一つしかないんですよね。

児童発達支援の強豪がひしめき合う(もちろん質が保証されていると限らないのですが)都会とは大違いです。

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また3歳児検診の用紙が事前に配られてたのですが、事前の調査用紙に発達の度合いをチェックするようなものは特に入っていませんでした。

目が合わないことがありますか、落ち着きがなく困ったことありませんか、誘われればお友達と遊びますか、といった質問用紙です。

視力検査用のランドルト環や聴力検査の方法を詳しく記した紙は同封されてるのになあ。

 

公的な検診で見つけてもらえなければ、子供の自閉症を早めに気づくのは難しいですね。

都会と田舎の格差がこんなところにもあるのだなあ、としみじみ思いました。

早期療育が大事、2歳代に始めるのがなお良い、とよく聞きますが、早期発見が叶わない環境であれば療育までたどり着かないですね。

 

住んでいる地域で満足いくつ発達支援のサービスを受けられたり、理解のある幼稚園や小学校に恵まれれば良いですが、そうでなければよりサービスに恵まれた地域に引っ越すのも一つの手です。

この点に関しては、以前読んだべっこうあめアマミさんの、「わけあって引っ越しました。: 幼稚園に入園拒否された孤独な障害児ママが1年で理想の居場所を手に入れた話」の本がおすすめ。

www.abaryouikublog.com 

引っ越し先が発達支援に手厚いかどうか、理想の居場所を見つけるために親が今すぐできること、など具体的で経験者ならではの話が沢山綴られており、とても参考になりました。

私も子供が就園する予定の来年度にはもう一度住む場所を考えようと思っているので(また引っ越し作業するのは嫌だけれど)、読み返したいです。

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