1 関西弁が増える
日常生活で結構関西弁が出てくるようになりました。
- トイレは行かへんの
- これめっちゃ美味しいな
- 〇〇君はせえへんの
- 魚おらへん
否定語が多いですがバリエーションが増えています。
自閉症児は方言を話さないと定説で言われますが、個人的には疑っています。
まるまる私がいった言葉を真似しながらも、場面に合った関西弁の言い回しをするようになってきました。
ずっと関西弁なわけではないんですけどね。
魚いないな、と言うこともあればおらへん、と言うこともあります(割合3:1位)。
2 プラスの感情表現が出てくる
- いっぱい楽しかった!
- 楽しかったね、また行きたい
- 〇〇君これ好き
- 嬉しいなあ
など自分からプラスの感情表現が出てくるように。
今まではびっくりした、怖かった、好きじゃない等のマイナス感情の表現は良くしていたのですが、プラス感情の表現は少なかったです。
私が「楽しかったね~」や「ママこれが好き」と良く言っているので真似して覚えてくれたのかな。
プラス感情表現は沢山持っているにこしたことはない。
助けてくれる周りの大人も聞いていて気持ちいいですからね(笑)
もっと言い聞かせようと思います。
3 えーっと
絵本を読みながら「アンパンマンのキャラでどれが好き?」と聞くと、「えーっと…」と考えている時に言うようになりました。
「おやつ何食べたい?」と聞いた時にも言っていたので、息子の中で考えている最中に出す言葉としてインプットされているようです。
こういった自然な表現が増えるのが嬉しい!
言葉が爆発的に増えたという感じはないのですが、より自然な表現に一歩踏み出しました。息子の話し方って片言っぽいんです。
日本語を覚えたての外国人みたいな話し方。
なのでこういった自然な表現が増えてくれるのが嬉しい。
一方、不自然な言葉もまだ多々あります。
1 同じ言い回しで話しかける
大人に「こんにちは~!」と挨拶するのが好きな息子。
その後に「扇風機あるね、びっくりした」というのがルーティンのように繰り返します。
扇風機が好きで最近コロナ対策の関係で建物内にファンが設置されていることが増えたからか、水族館や動物園の入館時に挨拶する時はこのセリフを必ず言うんですよね…
こだわりになりそうなので、適切な会話の続け方を教えないと。
良く自閉症の子供はこだわりが強いと言いますが、息子はそうだとは思いません。
ABAの某親の会の代表の方も「こだわりは意外と浅い」とおっしゃってましたが、それは実感しています。
こだわりが出てきてもわざと崩したり、いつも同じやり方をしないというのは心に決めています。
2 私のセリフまで話す
息子「何の食べ物が好き〜?」って私に尋ねてくれた…!と思ったら続けて「しろくまちゃんはホットケーキで好き〜」とただの独り言でした。惜しいなぁ。あとちょっと
— あずきな子 (@UDAZUKINAKO) 2021年4月7日
ツイートの他には「ここ触ったらだめだよ」「分かった~」と私が話して息子が答えたやり取りを丸ごと独り言でつぶやいています。
それ私のセリフやし
と心の中でツッコむ。
息子はまだ相手と自分の立場のやり取りを客観的に分かっておらず、切り替えられないのでしょうね。
ふーっ先は長いけど…一つずつ教えていきます。
発語がなかった息子に一文字ずつ音声模倣させていた頃を思い出しました。
少しずつでも、教えて身につけてくれたことは確実に積みあがっています。
ABA療育を自分でやろうと決心した当時の話はこちら。